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市政報告(2019年夏)その2


平成30年度 鶴岡市議会定例会 総括質問・一般質問

都市計画道路について〈6月定例会〉

質問:

昭和9年に都市計画決定した5学区の鶴岡駅外内島線等の整備は85年も経っている。見直すのか進めるのか。また、第5コミセン前の市道は、冬は雪で狭隘となり迂回通学である。都市計画道路として付け替え、拡張できないか。

答弁:建設部長

昭和9年決定の都市計画路線は9路線未着手。都市計画道路の見直しは5年に1度の交通量調査を踏まえ、整備の優先順位や効果など判断し て対応する。第5コミセン前の市道は、現在の都市計 画道路の鶴岡駅へのアクセス性やスムースな交通処 理の面から、優位性は低いため、代替は難しい。

行財政改革について〈9月定例会〉

1 行財政改革の推進

質問:

平成28年から5ヶ年の行財政改革推進プランの進行管理は行政内部だけでなく第三者の視点を入れた取組みが必要でないか。

答弁:市長

行政内部の本部会議で推進し、取組み状況を市のホームページで公表する。現行プランの見直しに際しては、第三者の視点を取り入れ、市民意見を伺う場など設ける。

2 社会教育行政の推進

質問:

地域課題の解決のためには、人と人、人と地域をつなぐファシリテーターとしての専門性を持つ社会教育主事を組織的に位置付けることが職員の資質向上と社会教育の推進につながるのでないか。

答弁:教育長

社会教育主事は2人教育委員会に配置している。専門知識を有する社会教育主事の役割は重要である。新たな社会教育主事資格者の確保を含め、適切に配置を進める。

農業振興について〈12月定例会〉

1 水田のフル活用と経営安定対策

質問:

令和2年度目標の水田フル活用ビジョンは、市の水田約15,000haの約11,400ha(76%)の水稲作付を維持し、産地交付金や水田の基盤整備事業を有効に活用しながら、園芸作物等の生産拡大を図るとしているが取組みと課題は。

答弁:農林水産部長

平成30年度の水稲作付面積は維持されているが、枝豆やネギ、キャベツ等の重点作物の作付は1,483haで産地交付金は約5億円、前年比26ha減で目標達成困難な状況から、重点作物の産地交付金を上乗せし、農業者の作付意欲と生産拡大を図る。

2 水田の畑地化事業

質問:

平成25年から平成26年度、京田栄南部地区では55.3haの水田畑地化での地下潅漑施設工事が実施されたが約40ヶ所に分散している。地元の合意形成が図られれば、より団地化できたのでないか。また、排水路の地中埋設による大規模区画化も土地改良区と連携して進めるべき。見解は。

答弁:農林水産部長

京田・栄地区の畑地化事業は、希望する農業者を事務的にまとめて実施した結果、点在してしまった。生産性向上には、農地の集積・集約した上で事業に着手する必要がある。今後は、地 域の合意形成を図り、効果の高い事業を誘導してい く。また、昭和40年代からいち早く圃場整備してき たところは、大区画化や管路化されてない水田が多 く残されていることから土地改良区と連携し、国、 県へ予算要望し再整備に取り組む。

市道改良・排水路対策について〈12月定例会〉

質問:

鶴岡駅北側の駅裏、こぴあ、ヤマザワ宝田店の南側道路等は、大雨による道路冠水が常態化し、通勤、通学に支障が出ている。道路改良、排水路対策の見通しは。

答弁:建設部長

既存排水路の調査や幹線排水路のルート検討など広域的な調査を実施し、公共下水道事業の認可得て、早ければ来年度に詳細設計を実施、再来年度からの工事着手を目指す。

公共施設等の維持・管理について〈3月定例会〉

質問:

今後40年間の公共施設(建物・道路等)の更新等にかかる費用は6,800億3,000万円と推計し、年当平均費用約170億円。過去5年間の投資額平均は103億6,000万円。公共施設整備積立金の考え方と目標額は。

答弁:総務部長 

積立金は、前年度の決算剰余金をみながら、繰り上げ償還や地域まちづくり基金、当該基金を割り振るので15%程度か。基金は、積み立てと同時に取り崩し行うものであることから、下限額の目安として残高が10億円を下らないよう留意していく。

議会改革特別委員会活動

市議の市職員への不適切な言動や威圧的な態度が問題となり条例化を検討。草案を作成し9月定例会で可決した。条例では「議員の地位を利用して嫌がらせや圧力をかけたりしない」など、順守すべき9項目の政治倫理基準を明記した。

議員定数等検討特別委員会の設置

議会機能の充実と活性化を図るため、本市にふさわしい議員定数等のあり方を検討するため、6月定例会最終日に発議し、全会一致可決した。

〜市政に対するご意見をお寄せください〜

佐藤 昌哉 事務所 / 自宅 所在地 鶴岡市道形町8-4

TEL・FAX 0235-22-8886


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